風雲千早城(756)
今日も農耕的に仕事をした。
・今日は休みと決めたので、昨晩は着いたばかりの「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。それから午後十一時半に寝た。イビキをかいて寝ていたらしい。よほど疲れてたんだな。で、起きたのは本日の午後2時。それから朝昼兼用にカミさんの作った弁当を食べて、コーヒーを飲んで、ゆっくりと「ケープ・フィアー」を見た。デ・ニーロのマイケル・ケイディはロバート・ミッチャムよりも遥かにインテリでマッチョになっていた。インテリというより、狡知・狡猾というべきか。(なんとなく「レクター教授」以後、知能があって変態で殺人鬼というパターンになりつつあるなあ)その分、ミッチャムの持ってた性犯罪者の“ぬめり”は薄くなっていたが。スコセッシの演出には満足した。ただ、クライマックスが偶然に頼りすぎではないか。もう一つ、オリジナルではグレゴリー・ペックが「貴様は殺さん。刑務所に送ってやる」と、死ぬまでムショ入りさせる意志を出し、弁護士の顔に戻っていた。今回は岩で殴りあう。殺そうとして、失敗する。その辺が現代風なのかも知れないが、なんとなく、こっちにはヌルく思われた。
縛った弁護士の前で妻と娘に陵辱の限りをつくせば、テーマが変わってしまう。弁護士が内なる暴力性に目覚めてケイディを嬲り殺せば、これまた違う映画になる。難しいものだなあ。
・などと言ってるうちに六月十日。土曜日だけど、仕事をぼちぼち再開します。
・高橋葉介先生より電話。なんでも昨日、秋田書店「週刊少年チャンピオン」編集部にナイフ男が乱入したとのこと。若い男が「編集長を出せ!!」と凄い剣幕でやって来たので、「とにかくお話をお聞きしましょう」と副編集長が対応。応接室に案内したところ、突如、隠し持っていたナイフを取り出した。これを見た女性社員が悲鳴をあげるなどして、一時、編集部は騒然となった。騒ぎを聞きつけて、総務部より男性社員【空手の有段者】が駆けつけ、「なんだ、それは!?」と怒鳴りつけたところ、若い男は持っていたナイフをポタリと落とした。間もなくやって来た警官に捕まると、男は「S田さんを出せ、出してくれ」と喚いた。S田さんとは「チャンピオン」編集部の女性編集者で、高橋先生の担当、気のいいことで業界に知られていた。調べによると、若い男は、何年か前、Yアニメーション学院の生徒だったが、授業の一環でS田さんが現役編集者として話をし、「皆さんも作品描いたら持ってきてくださいね」と社交辞令を言ったのを真に受け、漫画も持たずにナイフを持って暴れこんだという。げにも恐ろしきは一方的思い込み、と高橋先生とワナワナワナと震えた次第である。
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