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2011/10/27

風雲千早城(1383)

今日も農耕的に仕事をした。

さきにmixi日記と表のブログにて那智史郎さんの甥御さんよりのメッセージを御紹介したところ、改めてメッセージを賜りました。
以下に御紹介させていただきます。

「朝松様

ありがとうございます。先日の7/3の記事とともに、これまで何度も何度も読ませて頂きました。こうして素晴らしい人たちに支えられた叔父の人 生、短過ぎたかも知れませんが羨ましく、また誇りに思います。叔母と話をすればするほど、最期まで私の想い出の中の叔父と全く変わらなかったんだ、 と・・・叔父というようなよそよそしいイメージは全くなく、もっと身近に触れ合える人でした。当時小学1年だった私を「魔鬼雨」というような映画に連れて 行ってくれたのですが、隣でニヤニヤ私の反応を覗き込む叔父の顔、今でも良く思い出します。

私にとっての叔父は、やはりこの頃、20代半ばから30代前半の若いままでおりますが、先日叔母とはなしてましたら、叔母にとっても今でもやはり その頃の叔父のイメージがすぐに浮かぶそうです。「よくこうして、長い髪を手でかき上げてたよね~」「僕が知ってる頃は黒縁眼鏡かけてたよ」・・・なんて はなしを叔母としてました。

ふと、朝松様にとってもこの頃の叔父が容易に思い出されるのではないかな、と思いついつい長くなってしまいました。私は闘病中の叔父を全く知りま せん。叔母の話によりますと、本当に最期の最期まで生きる望みを捨てず、遺言のようなものは全く残さなかったそうです。きついはずの治療にも、痛い・苦し いなどの弱音も一言も洩らさず、亡くなる数日前にベッドの横にいる叔母と娘さんの顔をまじまじと見て、「家族って本当にいいよなー」と言われたそうです。

叔母は今でも、叔父と一緒になれて本当に幸せだったと、素敵な笑顔で私に言ってくれます。

朝松様、こうして生前親交の深かった方と叔父についておはなしできたこと、叔父へのなによりの供養だと思います。ありがとうございます。叔父は見ていると思います。」










































・残念なことに手元に那智さんのお写真は一枚もありません。照れ屋の那智さんが撮影を好まなかったためです。そのことが今になっては悔やまれます。せめて一枚でも撮影しておくのでした。
そうしたら、那智さんの、あの半分照れたような優しい笑顔を皆さんと共有できたのですが、とても残念です。

・いま思い出しました。

・東京にいらした那智さんとライ・ウィスキーのお湯割りを飲み、時代小説を本格的に書きたい、と話したところ、「講談社から ハードカバーが出せるくらいまで頑張ってよ」とハッパを掛けられました。

・それが『暁けの蛍』『東山殿御庭』で実現したのですが、100冊記念のパーティーの招待状を差しあげたら、その返事に「ごめんなさい。闘病中で行けそうにありません」とあったので、『暁けの蛍』に「早く良くなって下さい」と記してサインを書きなぐって、お送りした のでした。・

・とにもかくにも、講談社から出した単行本を、病床の那智さんにお見せ出来て、私もほんのちょっぴり約束が果たせた訳で、本当によかったです。

・もちろん、那智さんがずっとお元気で、私もより老舗の版元から単行本を出すことが出来て、その新作を読んでいただけたら、それに勝る喜びはなかったのですが。。。。





      「じゃあね」 谷川俊太郎

      ひとりぼっちはこわいけど 
      きみにはきみの明日がある   
      どこか見知らぬ宇宙のかなたで 
      また会うこともあるかもしれない
      じゃあね    
      もうふり返らなくていいんだよ   
      さよならよりもさりげなく   
      じゃあね じゃあね…… 


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コメント

朝松様

本当にありがとうございます。叔父のおはなしが伺えて大変うれしいです。写真のこと、隆介兄ちゃんらしいですね・・・優子姉ちゃんは持ってるのでしょうが、実は今回滞在した時も、写真を見れるような状態でないことがよくわかりました。本当に大切なもの、私は色々と頂いてきたのですが、結局写真を目にすることはございませんでした。今後もないと思います。

本当に差し出がましいようですが、私が持っております2枚の写真、こちらをどうしても朝松様へお見せしたいと思い、私の判断でお送りいたします。

http://dl.dropbox.com/u/4872112/1.jpg

http://dl.dropbox.com/u/4872112/DSC_0139.JPG

こういったことあまり詳しくなく、うまく届きませんでしたらお知らせください。

私のイメージの若いころの隆介兄ちゃんと、諫早の祖父・祖母が一緒に写ってます。土井家にとっては、恐らく最初で最後のような顔ぶれの写真でして、かなりレアなものです。恐らく写真嫌いな叔父も、この時は写真を撮られざるを得なかったんだと思います。

もう一枚は先日法事のときに撮らせて頂いたものです。30年振りに対面した、それでもやはり隆介兄ちゃんです。

投稿: 土井 祐一 | 2011/10/28 00:48

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