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2015/03/31

風雲千早城(1233)

今日も農耕的に仕事をした。

・先日行ったパーティーで、ある人から、「朝松さんと『ナイトランド』の関係は?」と尋ねられた。

・そういえばトライデントハウスの公式サイト以外に、公けにそれを何処か で説明したことはなかったな、と思い、以下に記しておく。

・まず、黒田藩プレスのエドワード・リプセットさんより「米国のように日本でもホラー小説の専門雑 誌が作れないだろうか」という相談を受けたのがキッカケだ。

・聞けば取次を通す予定はなく米国のようなマニア限定に読者を絞った定期購読の小部数雑誌で行き たいと言う。

・過去にホラー映画専門誌「ファンゴリア日本版」の創刊に深く関わったことでもあり、何か出来ないかと考え、「お金は出せないけどアイデアと人 脈は提供できる」と答え、編集実務に元東京創元社のミステリ・ホラー編集者だった牧原さんを推薦した。

リプセット=朝松=牧原の三人体制で雑誌を運営する ことを確認して、運営会社の名前を「トライデント・ハウス」と命名。雑誌の名前を「Night Land」とすることを決定した。(雑誌の命名者はわたしである)

・特集テーマの選定は三人で話し合い、コラムや読み物の依頼、翻訳家・イラストレーターへの依頼は牧原さん、海外の原著者 への連絡と翻訳権の取得交渉はリプセットさん、広報宣伝活動は朝松と、役割を明確に分担し、創刊号「ラヴクラフトを継ぐ者たち」から第七号「妖女」まで頑 張って出し続けた。

・だが、取次を通さないという出版形式は、本の実物を手にとらないと買わないという日本の読者の購買実態に合わず、部数はなかなか伸びず、発行者のリプセットさんは大変な苦労を重ねた。

・そうして7号で力尽き、一旦、休刊となったのであった。

・ところが、日本唯一のホラー小説雑誌が無くなる のはしのびないと、サブカル出版で実績のあるアトリエ・サードが引き受けてくれることとなったのだった。

かくして来る2015年5月から「ナイトランド」 は「ナイトランド・クォータリー」として新創刊される運びとなったのである。

        ☆★☆

トライデントハウスの一人として、また、かつてファンゴリア日本版に関わった人間として、英米系のスタイルのホラーを日本で商業出版のベースに乗せるの は、血のにじむような苦労があることを痛感している。体力も資金も時間も、なんでここまで、というくらいに消費し、ほとんど実入りはない。それでもやらず におられないのは英米系のホラーが好きだからである。

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2015/03/01

風雲千早城(1232)

今日も農耕的に仕事をした。

・ナイトランド復刊1号用のために書く一休の新作短編の構想がまとまった。

・今回の一休は新シリーズとなるので、年齢は50代

・今までの悩める20代・30代 の青年僧ではない。

皮肉屋で口が悪くて、怪異は嫌い。基本的に権力者のためには働かない。

金持ちや権力者のために働く時は報酬を求める。

・貰った報酬は、飢民のためのお救い米や、貧農のための種籾、みなし子の避難施設や子供に字を教え、老人に経を教える施設を運営する資金にする。

・晩年の一休さん(50~80代の一休さんは吉川英治版「宮本武蔵」の沢庵和尚のモデル)の実像に近い。

・腕力もまだ立つが年相応に疲れやすいので、時々、蜷川親右衛門さんの息子の腕を借りる。

・それでも大事な人や信義のためには命を懸けて戦えるのだ。

新シリーズ第1話は吸血鬼との戦い。粗筋も出来た。キャラクターも出来た。脇役も決まった。物語のツカミも、妖かしのイメージや、怪奇なシーンのイメージも出来た。

・・・というところで、気分転換。

・ラーメンでも作ろう。

・あっ、ラーメン作るのは脳膿瘍で倒れてから実に20年ぶりだ。

・何かが自分の内面で大きく変わっているのかもしれないな。

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